1学期の終業式を終えた夕方。
幼稚園では、年長さんだけの特別な行事「夕涼み会」を開催しました。午前中一度帰宅した子どもたちが、夕方に再登園し集まってきました。
子どもたちの顔は、💓ワクワク感でいっぱい。
夕暮れの園庭では、友だちと手を取り合ってフォークダンスを楽しみ、その後はお弁当を囲んでわいわいと過ごしました。
子どもたちみんなが一番楽しみにしていたのは、やっぱり「スタンプラリー」です。
最初のコーナーは縁側でのスーパーボールすくい。
金魚すくいのように“ほい”を使って挑戦しましたが、水の中であっという間に破れてしまう子もいれば、平均で5〜6個ほど取る中、なんと15個もすくった子も!歓声が響き渡りました。
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続いて、室内のゲームコーナー。
紙で作った魚を磁石の釣り竿で釣る「魚つり」、狙いを定める「的当て」、そして大盛り上がりの「ボーリング」など、それぞれの遊びに夢中になりました。
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一番の難関は、暗い教室に作られた新聞迷路。
懐中電灯を片手にゴールを目指す子どもたちの姿には、ちょっとした探検家のような勇ましさも感じられました。何度も同じ道に迷い込んでしまう子や、ドキドキしながらも一歩ずつ進む子…それぞれの挑戦に成長を感じられるひとときでした。
午後8時を過ぎ、園の外はすっかり真っ暗に。
迎えに来たおうちの方へ「こんなことがあったよ!」と目を輝かせて話す子どもたちの姿に、私たちも嬉しい気持ちになりました。
夜の幼稚園で過ごすこの「夕涼み会」は、年長さんだけが体験できる特別な行事です。友だちや先生と一緒に過ごした夏のひとときは、きっと心に残る大切な思い出になったことでしょう。
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年長児にとって、夜の幼稚園は特別な場所。
非日常の体験を通して、自信や仲間とのつながりを実感できる時間となりました。
こうした体験が、子どもたちに「自分はできる」という気持ちを育み、
小学校へ向けての大きな力となっていきます。