学校法人 高井学園 諏訪幼稚園

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すわようちえんブログ
2025.01.15

百々が峯(どどがみね)のふもと、諏訪神社の隣に位置する諏訪幼稚園。
この場所には何とも言えない不思議な静けさと、そして歴史の匂いが漂っています。
諏訪神社は、創立年すら不明という、時の流れを超越した存在感を放つ神社。古びた石段やしっとりした木々を眺めていると、自分がどの時代にいるのか少しだけ分からなくなることがあります。

私にとってこの場所は特別です。高校生の頃、バレーボール部の練習としてジャンプ力を鍛えるため、諏訪神社の石段を駆け上がるのが日課でした。その石段、意外に長くて高い。挑むたびに息が切れるのですが、それが妙に心地よかったのを覚えています。季節はまだ冬ですが、夏になるとセミの声が圧倒的で、世界はその音に支配されます。私はひとりぼっちになると、よくセミと遊びました。捕まえては放し、また捕まえては放す。それを繰り返していると、いつの間にか時間の輪郭がぼやけていくような感覚がありました。どこかで少年の心の隙間をそっと埋めてくれていたのかもしれません。孤独という小さな箱の中に閉じ込められていた心が、その羽音とともに少しずつ解き放たれていく。そんな不思議な瞬間が、確かにそこにはありました。

百々が峯は標高400メートルを超える山です。南には金華山が見えるものの、目立つわけでもなく、観光地として脚光を浴びることもありません。でも、幼少期の私にとって百々が峯はワンダーランドでした。幼稚園で読んだ童話の影響か、山の中腹にはメリーゴーランドがあると信じて疑いませんでした。小学校の高学年になっても、まだその可能性を心のどこかで信じていた自分が少し恥ずかしい。でも、それが百々が峯の魔法なのです。ありふれた山に創造性という輝きを与え、あり得ないものを心に宿らせてくれる。

そして、その山を背にする諏訪神社にはまた違う魔力があります。石段を上りながら木漏れ日の中に立っていると、時間がゆっくりと溶けていきます。すべてが神秘的で、どこか遠い記憶を呼び起こしてくれる。そんな環境の中で子どもたちが育っていく姿を見ていると、この幼稚園が持つ唯一無二の特性を再確認します。

諏訪幼稚園は、日本の伝統と自然を同時に満喫できる特別な場所です。この石段も、百々が峯も、そしてセミたちの合唱も、子どもたちの成長にそっと寄り添いながら、創造性や感受性を磨いてくれる。

次にこの山や神社を訪れるとき、耳を澄ませてみてください。そこにはメリーゴーランドが見えるかもしれないし、少し早いですが、夏にはセミたちの会話が聞こえるかもしれない。そんな可能性を、百々が峯と諏訪神社はそっと教えてくれるのです。

今日もまた、百々が峯と諏訪神社に感謝しつつ。

理事長のつぶやきでした。

2025.01.14

— A Note from the New Kindergarten Manager

We took full advantage of the long weekend to embark on a major project: revitalizing the playground. The first morning greeted us with refreshing, crisp air and the gentle warmth of the sun—a reward for waking up early. Over the course of three days, we tackled the work methodically, balancing ambition with sanity (a delicate art!).

The task was no small feat—digging about 10 centimeters into the earth is surprisingly labor-intensive. Yet, strangely enough, I didn’t feel overly exhausted. The secret to my endurance? Three outfit changes a day and a healthy dose of sweat management. It felt as though with every bead of sweat that rolled off, my mind found a little more clarity.

As I worked, the birds provided a charming soundtrack, their melodies soothing my spirit. These little moments of natural harmony were an unexpected gift. By sunset on the third day, we had achieved a significant transformation, leaving me both physically tired and mentally recharged. My “find of the day”? A lone button unearthed during the digging. I gifted it to one of our experienced teachers, a symbol of how well-maintained our playground has been over the years.

When the weekend ended, I found myself feeling unexpectedly nervous as I welcomed the children back. Watching their tiny hands holding their parents’, walking through the gates, stirred a unique sense of anticipation in me. Seeing them race across the freshly prepared ground for the first time was nothing short of magical. Their innocent joy and boundless energy reminded me of just how much they will continue to grow—and how much this space will be a part of that journey.

It’s hard to believe that this playground, now a humble patch of dirt and dreams, could one day rival the perfection of the Nagoya Baseball Stadium’s iconic grounds. But the joy is in the process, and every little step brings us closer.

As we continue to shape this playground, I imagine a future where it becomes a safe, inviting space where the children can run, play, and let their imaginations soar. That vision keeps me moving forward, one step—and one spadeful of earth—at a time.

Until the next chapter,
Your ever-enthusiastic manager, signing off with muddy boots and a full heart. 😊

2025.01.14

週末の3連休を利用して、グラウンドの大規模な整備を実施しました。初日は、朝から心地よい日差しが差し込み、少し早起きしたおかげで、空気がひんやりと感じられました。3連休をフル活用し、計画的かつ無理なく作業を進めることができました。実際、約10cmほど土を掘り起こしての大地を削る整備は、思っていたよりも重労働でしたが、不思議と疲れを感じることなく進められたのは、1日3度の着替えと汗拭きが功を奏したおかげだと思います。体調を整えながら、ひと汗かくたびに心も少しずつ整っていくような気がしました。

鳥のさえずりがまるでBGMのように耳に心地よく響き、自然と気持ちが落ち着いていきます。こうした小さな癒しが、実は何よりもありがたく感じられます。日の出から日の入りまで、3日間みっちりと作業を進めてきましたが、心地よい疲労感とともに、これからの進展を思い描く時間が増えてきました。掘り出し品はボタン一つ。記念に経験豊富な先生にプレゼントしました。よく掃除がされていた証です。

今日は、何故かドキドキしながら園児を迎えました。あの小さな手を親御さんとつないで歩いている姿を見ると、なぜか不思議な緊張感が湧き上がります。普段は無理に意識しているわけではないのですが、今日はその瞬間が特別に感じられました。子どもたちが新しく整備されたグラウンドをふわふわと走る姿は、まさに感動的でした。無邪気に、そして元気に走る姿を見ると、これからどんどん大きく育っていくんだな、と実感します。

それにしても、あのグラウンドが、やがてかつての名古屋球場のグランドのように完璧に整備される日が来るなんて、今はまだ信じられないかもしれません。しかし、少しずつ形になっていく過程を創り出して行けることができるというのは、また格別な喜びです。

きっと、このグラウンドが完成する頃には、子どもたちがより安全で安心して、より自由に遊べる場所になっていることでしょう。そんな未来を楽しみに、今日もまた少しずつ歩んでいこうと思います。

理事長のつぶやきでした。

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